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2004年12月5日(日) 電通能勢グランド |
ジャックナイフ |
0 |
- |
7 |
住友 |
12 |
- |
14 |
12 |
前半 |
後半 |
- |
前半 |
後半 |
21 |
0 |
2 |
T |
1 |
2 |
0 |
1 |
G |
1 |
2 |
0 |
0 |
PG |
0 |
0 |
0 |
0 |
DG |
0 |
0 |
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1 |
植田 昌敏
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1 |
冨野 貴史 |
2 |
Gregry Tillman |
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2 |
Gregry Tillman |
3 |
今戸 祥平 |
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3 |
三宅 正義 |
4 |
Arnaud Bondelu
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4 |
Arnaud Bondelu
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5 |
雪岡 久輝 |
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5 |
植田 昌敏 |
6 |
徳岡 輝和 |
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6 |
徳岡 輝和
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7 |
坂本 登
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7 |
坂本 登
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8 |
権藤 辰寿 |
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8 |
権藤 辰寿 |
9 |
中畑 智亨 |
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9 |
中畑 智亨 |
10 |
葛和 隆 |
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10 |
阪本 欣也 |
11 |
松本 勝利
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11 |
松本 勝利 |
12 |
阪本 欣也 |
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12 |
岡崎 健太 |
13 |
大平 祐司 |
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13 |
大平 祐司 |
14 |
八濱 大樹 |
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14 |
八濱 大樹 |
15 |
波賀 宏治 |
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15 |
波賀 宏治 |
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泣いても笑っても最終戦。 後半残り数分で来期につながる執念見せた! |
いよいよリーグ最終戦。これまで1勝4敗で優勝の望みの無いJKだが、最後に勝利を収めてシーズンを終了したい。相手は今シーズン初戦で0対45と大敗を喫してしまった住友である。 今日の試合には人一倍、思い入れの強い男がいる。 今田祐介(33歳:長崎北陽台高校出身)。そう、みなさん思い出したであろうか、入部直後の試合(10月31日:蝶理戦)に先発出場の予定だったが、試合前の練習で酸欠の為、リタイアしたあの男が遂に帰ってきたのである。 この1ヶ月、雪辱を晴らす為に、人間ドックにも入り検査もしたし、この日の為に、日々トレーニングも積んできた。 リーグ最終戦でようやく先発出場のチャンスを掴んだ彼を応援しようと、奥さんと愛犬のキャンディも試合会場に駆けつけた。 前回の事もあるので、心配はしていたが、試合前のアップでも軽快な動きを見せてくれていたので、我々も「いける!」と期待していた。 試合、20分前、彼のボルテージも最高潮に達しようとした、その時彼は言った(今田)「あれっ?やばいです。太ももの裏つりました。試合やばいです」(メンバー全員)「・・・・・・・」 (奥さん)「あんた今日、晩御飯抜きやでーー」。
前置きはこれくらいにして、試合の経過に入ろう。
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NO8権藤のサイドアタック |
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試合経験を積むごとに豪快さを増すアーノルド |
試合は前半開始から膠着状態が続くが、11分にハーフウェイ付近のラックからサイドを突かれてトライを許してしまう。ゴールも決まって0対7。 その後はお互い譲らず、前半を終了。 後半は開始早々からFWの連続攻撃が炸裂し、敵陣深くまで攻込む。 しかし、逆にその後相手に攻込まれ、最後はゴール前のペナルティからFWに飛び込まれトライ。 ゴールも決まって0対14。 その後、約5分間にわたって相手ゴール前へ怒涛の攻撃を仕掛ける。
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ラインアウトでジャンプするアジャ植田 |
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CTB大平の突進 |
しかし、後半6分には、ライン攻撃の球をインターセプトされて、独走トライを許してしまう。 ゴールも決まり0対21。 もう、これで終わってしまうのであろうか・・・。 しかし、今日のJKは諦めなかった。 トライを奪われた直後のキックオフからも攻込み、ほとんど敵陣で試合を進めた。 そして、17分には、相手ゴール前の連続攻撃から今日はPRに入っていた三宅が、相手を吹っ飛ばしてゴールに飛び込んだ。 トライの後、興奮した彼は思わず大声で「エイドリアーーーン!!」と絶叫した(聞きたい人は試合ビデオをみてね)。 ゴールも決まって7対21。 |
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今シーズン初トライの三宅 |
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後半はSOに入った阪本だが、 徹底的なマークに苦しんだ |
続いて22分には、SH中畑-CTB岡崎-CTB大平-WTB松本とボールがわたり、大きくゲイン。 松本がつかまるが、フォローした大平にボールが渡りトライ。 ゴールは外れたが、12-21。 流れは完全にJKになってきて、逆転のムードも漂いはじめたが、時すでに遅しで、数分後にノーサイド。 |
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WTB松本がつかまるが、この直後に大平がトライ |
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トライに大喜びするJKフィフティーン |
試合後、自分のプレーに反省したアーノルド(フランス人)は、チームミーティングで「スイマセン・・」と肩を落として話した。 しかし、ラグビーというスポーツは1人のプレーヤーだけの責任という事は決してないので、メンバー全員彼の責任にしたりはしなかった。 それよりも、ミスを恐れず果敢にプレーする、彼の姿に皆拍手を送った。 ミーティングの間、しばらく落ち込んでいた彼だが、新しく加入した女子マネージャーの紹介になると、えらいはしゃぎだしていた。 どうやら心配はいらなかったようである。
また、負傷で途中退場したグレッグ(オーストラリア人)も、少し沈んでいたようだが、若手部員から合コンの誘いを受けて、待ち合わせ時間「エイトオクロック(8時)」と言われ「ナニ?エエトコロ?」とボケていたので大丈夫みたいだ。
これで、リーグ戦の全日程が終了した訳だが、シーズンスタート当初と比べると、格段にレベルが上がってきた。 今シーズンから体制も大きく変わり、新メンバーも多数入部した為、まだチームとして機能していない部分があるが、個々には素晴らしい素質を持ったプレーヤーも多数いるので、強化していけば確実に強くなっていくと思う。 来年は、実力をつけてリーグ戦では上位進出を目指したい。
Written
by S.S |
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