2004年11月28日(日)   住友総合グランド
ジャックナイフ 7 - 12 蝶理
0 - 12
7 前半 後半 - 前半 後半 24
1 0 T 2 2
1 0 G 1 1
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0

(前半) (後半)
1 冨野 貴史
1 今戸 祥平
2 坂本 淳 2 坂本 淳
3 三宅 正義 3 三宅 正義
4 植田 昌敏
4 植田 昌敏
5 Arnaud Bondezu 5 八濱 大樹
6 徳岡 輝和 6 徳岡 輝和
7 権藤 辰寿
7 権藤 辰寿
8 池田 豊 8 池田 豊
9 中畑 智亨 9 中畑 智亨
10 杉村 憲一 10 藤井 浩之
11 波賀 宏治
11 蘆塚 亮
12 葛和 隆 12 岡崎 健太
13 阪本 欣也 13 小山田 幸正
14 上野 晋作 14 松本 勝利
15 八濱 大樹 15 杉村 憲一

リーグ戦優勝?に赤ランプ点灯。 前回大勝した蝶理に痛恨の敗戦!
リーグ戦もこの試合を含めて、早いもので残り2試合となってしまった。 今日の相手は、前節で大勝している蝶理。 しかし前回勝利したことによって意識的ではないが慢心が生じ、今から思えば試合前のメンバーは油断しているようかに見えた。 試合に臨む、メンバーの士気が低かったように思う。 さて、それでは試合の経過いってみよー。
得点された後、メンバーが集まり
たて直しを図るが・・
アーノルドの豪快な突進

前半開始早々は敵陣でゲームをすすめるが、どうもかみ合わず得点には結びつかない。 逆に前半13分、ゴール前ラインアウトからモールを押し込まれ、最後はBKのサインプレーを決められて、中央にトライを許してしまう。 ゴールも決まって0対7。

この試合には、前回デビュー戦出場を果たした、新外国人アーノルド(フランス出身・独身・好きな食べ物:フランスパン)も5番ロックとして先発出場。 度々、サイズを活かした豪快な突進を披露してくれた。 今回は朝時間が無かったのか、ひげボーボーでの登場となったが、メンバーから質問された彼は日本語で「ウ〜ン、ビンボウダカラヒゲガソレマセ〜ン」と答えていた。 そんな事はどうでもいいとして、19分にはまたもやゴール前ラインアウトから、今度はモールをそのまま押し込まれトライをされてしまった。 ゴールは決まらず、0対12。


自陣ゴール前のスクラム。 NO8池田。 度々、抜け出すシーンがあったが、その後が続かなかった。

後半は道に迷った為遅れて登場した、新加入の慶応ボーイ・蘆塚をWTBに投入するなど、メンバーを変えて臨んだが、前半よりゲームの流れが良くなった。 4分には中央スクラムからSH中畑がサイドを突いて、WTB松本に繋ぐ。 その後、再度SH中畑-CTB岡崎-後半からFBに入った杉村へとボールが渡り、40メートルほど独走してトライ。 SO藤井のゴールも決まり、7対12。 ようやくエンジンがかかってきたか。 
最近SHとしてフル出場することが
多い中畑きよし
FB杉村憲一の独走。

その後も数分間にわたり、相手ゴール前までFW、BK一体となって攻込む。 1トライ1ゴールで逆転となるが、結局攻めきれず、得点には結びつかなかった。 いまから思えば、これが勝敗の分かれ目であったように思う。 その後、簡単に2トライを許してしまい、結局最終スコアは7対24でノーサイド。 
集中タックルの餌食LOアジャ植田 苦しい試合展開に厳しい表情のSO藤井

試合後、FWが集まって、長時間にわたり試合の反省ミーティングを行った。 もちろん、FWの一員であるアーノルドも参加していたが、メンバー達の言葉にその都度うなづいていた。 さすが、留学生で日本語も話せるだけあって、理解力が高いと感心していたが、ミーティング終了後、彼が筆者に話しかけてきた。 既に2試合経験して、日本とフランスのラグビーの違いなど、独自の理論を展開してくれると期待していたが、彼は言った「スイマセン、ハナシノナイヨウジェンジェンワカリマシェ〜ン」「・・・・・・」。

リーグ戦、残り1試合。 全力を尽くして頑張ろう。

Written by S.S 


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