2004年11月14日(日)   電通能勢グランド
ジャックナイフ 0 - 14 電通
10 - 19
10 前半 後半 - 前半 後半 33
0 2 T 2 3
0 0 G 2 2
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0

(前半) (後半)
1 冨野 貴史
1 坂本 淳
2 太田 孝寛 2 Gregry Tillman
3 今戸 祥平 3 三宅 正義
4 Arnaud Bondezu
4 Arnaud Bondezu
5 池田 敦彦 5 池田 敦彦
6 徳岡 輝和 6 平岡 良嗣
7 西原 政秀
7 坂本 登
8 池田 豊 8 宮島 徹雄
9 中畑 智亨 9 中野 秀明
10 杉村 憲一 10 杉村 憲一
11 松本 勝利
11 波賀 宏治
12 葛和 隆 12 岡崎 健太
13 阪本 欣也 13 小山田 幸正
14 上野 晋作 14 上野 晋作
15 八濱 大樹 15 八濱 大樹

秘密兵器の新外国人2名投入も、電通にリベンジならず!
早いもので、リーグ戦もこの試合から第二ラウンドに突入した。 今日の相手は、前回の試合で終了間際に逆転のチャンスを逃して惜敗した電通。 なんとしても勝ちたい相手である。JKではここ数週間、新入部員が多数入部したが、その中でもどういう訳か外国人の新加入が目立つ。 先週の練習より入部したアーノルド(フランス出身・28歳・あだ名:アンドレ)とグレッグ(オーストラリア出身・28歳)も早速今日の試合でデビューを果たした。ラグビーという団体スポーツの場合、コミュニケーションは非常に大事だが、メンバーの誰もが、初めて一緒にプレーする外国人を相手に恐る恐るカタコトの英語で話しかけていた。 しかし、試合が始まると、二人とも「ミッギー」「ヒッダリー」「ギャクデス、ギャクデス」など日本語で叫んでいるではないか。 どうやら心配する必要もなかったようだ。
187cm/110kgのアーノルド
サイズの合うジャージもない程の大巨人!!
同じく新加入のグレッグ。
見た目は怖いが気は優しい。

試合の方は、雪辱に燃えるあまり、気合が空回りしてしまったのだろうか、前半5分にいきなりゴール前スクラムからFWに連続攻撃を許し、密集から出た球を相手SOが中央に先制トライ。 ゴールも決まって、0対7。 その後、膠着状態が続くが、21分には、またまたゴール前スクラムから出た球を、ライン参加してきた相手FBにあっさりと抜かれてトライを献上してしまう。 ゴールも決まりこの時点で0対14。 

この試合には先日結婚したばかりで、JKの中では一番ノーベル賞に近い男、新婚・徳岡君(東京大学 大学院卒)が久々に先発出場した。 ゴール前で相手が突進してきた際、タックルに入るポイントを彼はとっさに計算した。「x=y+z+√*∞+sin+cos+tan・・・・・」しかし、新婚ホヤホヤで幸せの真っ只中のせいなのだろうか、彼のスーパーコンピューターは計算通りには機能しなかったようである。 東大卒の超エリートでありながら、性格は非常に素直で、人望も熱く、たまに鼻毛の処理を忘れる事もあるようだが、JKにとって大事な部員のひとりである。


久々登場の徳ちゃん(右手前) スローイングする今戸主将

後半はバイク事故から奇跡的に生還した、前キャプテンの信号無視男・小山田を投入して流れを変えたかったが、後半に入っても相手の勢いは止まらない。 開始早々の1分にはゴール前に攻込まれ、最後はペナルティーからポスト横に飛び込まれる。 しかし、6分には相手陣深くに攻込み、JK自慢の重量FWがスクラムを押し込んで、SH中野がトライ! ゴールは外れたが、5対21。 まだまだ時間はある。 だが、これで気が抜けてしまったのであろうか、直後の8分にあっさりとトライを許してしまう。 19分にもトライを許し、試合も決まりかけた時に、トライランキングで波賀副将とデッドヒートを演じているWTB上野が超華麗な走りで右隅にトライ!しかし時すでに遅し。 この直後に無情のホイッスルが鳴り響いた。 
中津の暴れん坊
WTB松本の豪快な突進!
もう誰も追いつけない。
WTB上野の華麗なトライ!

役者も揃いだし、個々の能力は素晴らしいものがあるのだが、まだまだ息が合ってないせいなのか、なかなか結果に結びつかない。 しかし、最近は練習にも30名程集まるようになり、数ヶ月前からは想像もつかなかった勢いで活気ついてきた。 この調子で活動を続けていれば、必ず強いチームになることを信じている。 よし、つぎ頑張ろう!

Written by S.S


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