2007年4月22日(日)   大阪府立高専
ジャックナイフ 0 - 15 ジョイフル
12 - 8
12 前半 後半 - 前半 後半 23
0 2 T 3 1
0 1 G 0 0
0 0 PG 0 1
0 0 DG 0 0

(前半) (後半)
1 峯芝 訓史 1 峯芝 訓史
2 高田 淳 2 高田 淳
3 三宅 正義 3 三宅 正義
4 矢花 康英
4 矢花 康英
5 八濱 大樹 5 八濱 大樹
6 佐々木 元
6 佐々木 元
7 平岡 琢麻
7 平岡 琢麻
8 宮島 徹雄 8 宮島 徹雄
9 山代 正二 9 山代 正二→飯塚大輔
10 阪本 欣也 10 阪本 欣也→中野秀明
11 大平 祐司
11 大平 祐司
12 葛和 隆 12 葛和 隆
13 中川 昌平 13 中川 昌平
14 康永 裕三 14 康永 裕三
15 波賀 宏治
15 波賀 宏治

飯塚も号泣!?後半に猛攻するも、リーグ戦昇格ならず。
先月25日の決勝で惜しくも敗れて準優勝となったジャックナイフだが、上位リーグへの昇格チャレンジマッチであるこの試合に勝てば、大阪クラブリーグに昇格のチャンスがあるという非常に重要な1戦。対戦相手はジョイフルラグビークラブ。過去2度程、対戦してるが確か1勝1敗だったような気がする(←かなり適当!)。

試合開始前に雨がぱらつくという、いやな天候であったが決勝戦での雪辱を晴らすためメンバーの気合は十分。応援には阪本主将のお母様(通称おかん)、妹さん、中川君のお父様(通称おとん)、矢花氏の奥様、ベイビーも家族の晴れ舞台を見ようと駆けつけてくれた。

阪本主将は決勝戦で膝の靭帯を損傷して、万全のコンディションではなかったが、応援に駆けつけてくれた家族にもいいところを見せたいところである。お母様は中学時代から大学までずっと息子の試合にはかかさず応援に駆けつけていたが、久々の観戦に興奮を隠せない様子であった。今日は妹さんも揃ってまさに「華麗なる一族?」である。
膝の怪我をおして強行出場の阪本 キックオフでボールを蹴る
三宅宴会部長

気合が空回りしたのか、試合は前半から苦しい展開。決勝戦では前半にとばしすぎて、後半にスタミナが切れてしまった反省から手堅くキックで陣地を取ろうとするがなかなか機能せず、10分にゴール前の密集から右に展開されて先制トライを許してしまう。ゴールは外れて0−5。

17分、28分と3連続トライを奪われ、0−15と完全に相手ペースで試合が進み前半終了。
今日はWTBで出場の大平 PR峯芝の豪快な突進

まだ15点差。十分逆転の可能性はあり、ハーフタイムに阪本主将の激でメンバーは気合を入れなおし後半に臨む。しかし、9分にはゴール正面のペナルティーゴールを決められ0−18と更に点差を広げられてしまう。

その後はゴール前に攻め込まれ、必死のタックルで猛攻をしのぐ苦しい時間が続いたが、25分にWTB康永(通称やっさん)がようやくトライを返す。自らゴールも決めて7−18。康永は試合の数日前までインフルエンザで苦しんでいたが、この試合を最後にJKを離れる彼は、「タミ○ル」を大量に飲んで何とか試合にはコンディションを戻して参戦できた。最近は「タ○フル」の服用が原因の異常行動が社会問題となっていたが、今日のやっさんは正常に機能していたようだ。
JK自慢の第一列
左から三宅、高田、峯芝
SH山代の必殺だっこちゃんタックル

ラインの裏に抜け出すCTB葛和 WTBやっさんが中央にトライ

NO8宮島
年齢を感じさせない豪快な突進
FB波賀のダイビングトライ!

勢いにのったJKは、直後の27分にはキックオフからのボールをつないで、CTBの中川が絶妙なキック。そのままFB波賀が押さえてノーホイッスルトライを決める。ゴールは外れたが12−18と1トライ1ゴールで逆転可能な点差まで詰め寄る。

こうなると試合は完全にJKペース。トライ後のキックオフからは最年長NO8宮島(39歳)が猛突進して大きくゲイン。ボールをもらったバツイチクラブ新会員のFL佐々木が独走してだれもが劇的な逆転を確信したが、養育費の事などが頭をかすめたのか、ゴール前で失速してしまい惜しくも止められてしまった。

逆に35分にダメ押しのトライを奪われ、試合を決められてしまう。

FL佐々木の独走
このトライが決まっていれば。。。
最後まであきらめずゴール前の
モールを押し込むFW陣

試合は決まってしまったが、最後にJKの秘密兵器・SH飯塚大輔(彼女募集中)を投入。約2年前に大阪にやってきた飯塚だが、4月末には故郷の茨城県に帰郷する為、今日がJKで最後の試合。気合十分でピッチに入ったが、30秒で試合終了。一度もボールを触らずにノーサイドとなってしまった(笑)

「タミ○ル」を服用しなくても、いつも異常行動をしているとの噂だが、なんとも彼らしい終わり方である。
送別会は時間の関係で出来ないが、また5月になったら送別会をしてあげるので、夜行バスに乗って帰って来て下さい。
気合を入れてピッチに
入る飯塚大輔
わずか30秒の出場だったが、
何故か満面の笑顔

試合後チームメイトから胴上げ
される飯塚
胴上げの後、落とされる飯塚

この1年間、『優勝』と『リーグ昇格』を目標にチームを作ってきたが、残念ながら両方実現する事は出来なかった。結果だけみると残念だが、阪本主将を中心によくここまでこれたと思う。そして、サポートしてくれたマネージャーをはじめ、裏方として協力してくれたメンバー達にも感謝します。

決勝戦、入替戦、ともに惜しい敗戦となったが、この壁を破れるように1年間かけてチームを作りなおし、再チャレンジしたい。

あと1年、楽しみが先送りとなってしまったが、来年こそは『優勝』して気持ちよく昇格しよう!

来年は外国人も含め、有望な新人が多数加入予定である。生まれ変わった2007年度ジャックナイフに期待してほしい。


Written by S.S
 



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