決勝戦にふさわしい手に汗握る熱戦だったが、リードしていただけに非常に悔やまれる敗戦である。
この試合を最後に、翌日には母国ニュージーランドに帰国するダニエルの為にも優勝して送り出したかったのだが、1年間在籍してチームの為に大きく貢献した功労者は試合後、勝敗に関係なくチームメイトの手で宙を舞った。
残念ではあるが、準優勝も立派である。みんな自信をもって胸を張ろうではないか。つい2、3年前まではとても決勝戦に進出できるチーム状態ではなかったが、阪本主将を中心にチームがまとまり、よくここまでこれたと思う。この仲間達と一緒にラグビーが出来て本当に感謝の気持ちで一杯である。
そして、まだこれで終わった訳ではない。優勝、準優勝チームは4月22日に行われる、上位リーグ戦への昇格を賭けた入替戦に出場できる。
今回の敗戦は今後更にチームが成長していく為に、必要な経験だったのかもしれない。この経験と悔しさを忘れずに、近い将来には関西を代表するような常勝集団を作っていきたいものである。
さぁ、みんな元気を出していこう!可能性は我々を決して見捨てない。我々が可能性を見捨てるだけなんです。だから夢を諦めずに前を向いていこうではないか。
Written
by S.S
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